【デビュー17周年記念】 ゆずソフトの全作品を500字(各作品)で振り返る

ゆずソフト解説

皆さんらんまんは。アズサイリです。

2023年7月28日、”ぶらばん!”の発売日。ということで、


ゆずソフトデビュー17周年
おめでとうございます!!!!

ゆずソフトファンにとっては忘れられない1日。私も毎日X(Twitter)で愛情を注いでいるだけに、日々ユーザーさんが増えることが嬉しくてたまりません。

そんな記念日に何も語らない訳にはいかないのですが、ブログで何を書こうか迷った時…

そういえば歴作のミニ紹介とかあまり見かけないなぁ…よし。

となったので、今回は歴代12作(+1作)について約400~600字ひたすら紹介することにしました。え?500字で収まってない? 何のことでしょう(すっとぼけ)。

まだ全作走破されてない方、この記事を参考に興味を持っていただければと思います。

それでは、今回もヨロピクお願いします♪

※以下、各作品に出てくる評価方法について。
 オススメ度…皆さんの反応を元に、”ゆずソフター”として一般的な評価をしたもの。
 アズサイリオススメ度…中の人(私)個人の評価。個人的な感想です。

ぶらばん!-The bonds of melody-

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2006年7月28日
攻略可能ヒロイン:メイン5人・サブ0人
キャッチコピー:青空に響け!絆の旋律
作品リンク → ぶらばん!-The bonds of melody-|公式サイト
購入サイト → ぶらばん!〜The bonds of melody〜
オススメ度:★★★☆☆
アズサイリオススメ度:★★★☆☆

言わずと知れたゆずソフトの処女作。2021年にはPENTA BOXにて再デビューし、若干知名度が上がったようにも感じます。あと、2019年には、OP曲『Beautiful Harmony』が元号『令和』の英訳と一致したことでも話題に。そう、日本は今ゆずソフトの時代にある(拡大解釈)。

最初の作品とだけあって仕様が他作品と非常に異なっており、ゆずソフトで唯一主人公の名前を変更出来たり、発売数年後に廉価版やDL版が登場したりと、処女作らしい経歴が数多く見られます。また、この作品だけショートカットキーの配置が違い、E×E以降をプレイした後に”ぶらばん!”をプレイすると少し混乱します。私は何度も引っかかってます。

作品についてですが、王道を行く設定が数多いことから『エロゲ入門編』と評価する方が多いです。事実”エロゲあるある”な展開が多く、この作品をプレイしていればエロゲーに関する下知識は問題ないでしょう。

ヒロインですが、何と言ってもエビ(海老原みなせ 画像左正面)可愛い。なお私は須美ちゃん(青髪)推しです。あと立ち絵が非常に多く(≠顔差分。立ち方や手の仕草だけで4~5種類ある)、この頃からヒロインたちの可愛さは健在です。

E×E

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2007年6月1日
攻略可能ヒロイン:メイン3人・サブ1人(+2人)
キャッチコピー:魂(コード)を、解読せよ――
作品リンク → E×E公式サイト
購入サイト → E×E DL版
オススメ度:★★☆☆☆
アズサイリオススメ度:★★★☆☆

ゆずソフト第2作目。題名は一応『Empty × Embryo (空×胚)』の略ですが、正式名称はE×Eです。2021年のPENTA BOX発売の際に公式が『異色の学園ADV』というほど、ゆずソフトの中ではかなり色合いの違う作品です。

今でこそキャラの可愛さが特徴的なゆずソフトですが、この作品と次の夏空カナタは、ヒロインよりもストーリーに重きを置いています。またこの頃から能力系の設定は存在し、作中かなりそれらを駆使してストーリーが進みます。夏希ちゃんカッコいい。システム系は先ほどの紹介のとおり、このE×Eからショートカットキーなどが揃いだします。

個人的な評価が少し高いのはキャラ設定にありまして、この作品、ストーリーに比重があるように見えてヒロインたちのキャラが非常に濃いです。『ツンデレ方向音痴悠ちゃん』『(超)鍋大好き夏希ちゃん』『左利き大胆男前未緒さん』『コスプレ大好きブラコン真姫奈ちゃん(非攻略キャラ)』というパワーワードたちを見れば一目瞭然でしょう。

個人的にはPENTA BOXの5作品だと天神乱漫(後述)の次点で好きな作品なので、皆さんも是非プレイしてみてはいかがでしょう。

夏空カナタ

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2008年5月23日
攻略可能ヒロイン:メイン3人・サブ0人
キャッチコピー:あの冬、真夏のような この島で――。
作品リンク → 夏空カナタ公式サイト
購入サイト → 夏空カナタ
オススメ度:★★☆☆☆
アズサイリオススメ度:★★★☆☆

ゆずソフト第3作目。E×Eに続くゆずソフトの2大異色作品の一つ。”ゆずソフト迷走期”と呼ばれる、ブランドの方向性に揺らいでいた頃に出来た作品なので、他作品に比べ設定が突出して独特です。

以前私も夏空カナタ単体でブログを書いています(→ゆずソフト一のマイナー作『夏空カナタ』に隠された魅力)が、この作品、”共通ルートがたった3日間””ストーリーが個別ルートに全振り””3人のヒロインに対しEDが4つ以上(具体的な数はヒミツ)”など、ここで語れてない範囲でも多くの異色ぶりを持っています。ゆずソフトではなかなか見られない、相当重めなストーリーも特徴です。

ヒロインですが、茅羽耶(ちはや)ちゃんが圧倒的に大人気です。”黒髪ロング白ワン麦わら”は強いって。パーフェクトフォルムすぎるって(べた褒め)。あ、声優さんはみんな大好き夏野こおりさんです、ゆずソフトデビュー作です。

あと、作品を終えた後ヒロインたちの幸せを願うユーザーの声が多いのも特徴。どうしてこうなるかは、あなたの目でお確かめください。

天神乱漫

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日(18禁版):2009年5月29日
発売日(全年齢版):2010年3月25日
発売日(SOUR移植):2021年12月24日
攻略可能ヒロイン:メイン4人・サブ2人(+1人)
キャッチコピー:恋も○○も、最後はやっぱり神頼み!?
作品リンク(18禁版)→ 天神乱漫公式サイト
作品リンク(全年齢版)→ 天神乱漫Happy Go Lucky !!公式サイト
購入サイト(18禁版) → 天神乱漫 LUCKY or UNLUCKY!?
購入サイト(全年齢版) → 天神乱漫 Happy GO Lucky!!
オススメ度:★★★★★
アズサイリオススメ度:★★★★★★★

ゆずソフト第4作目。正式な作品名は18禁版が『天神乱漫 Lucky or Unlucky !?』、全年齢版が『天神乱漫 Happy Go Lucky !!』です。

巷では『真の名作』とも呼ばれる神作品。現在のゆずソフトはこの天神乱漫が作ったと言っても過言ではありません。

というのも、ゆずソフトはこの天神乱漫からキャラゲー方面の作風が出来上がります。『トラブルメーカー土地神』『”卑怯だぞハルキ!”な狐』『初代金髪最強妹』『超鈍感激カワ幼馴染』というオールスターメインヒロインが全てを物語っています。

一部では、このメインヒロインに誰もツッコミ役がいない構図のことを『3ボケ1非ボケ』と呼ぶ人も。ちなみにツッコミ役は主人公の春樹君です。二重の意味で(意味深)。

ヒロインの人気度は言うまでもなく、圧倒的最強妹『千歳佐奈』の存在感がとても大きいです。誕生日設定というゆずソフトでも数少ない称号を得ているに留まらず、個別ルートの神ストーリーとにかく主人公が大好きという設定がひたすら可愛いです。2度もフィギュア化されるのがよく分かります。

ちなみに、今では恒例のキャラクターソングはこの天神乱漫が初出です。また全年齢版が出ていることでも有名で、最近ではPSP版をPC版に逆移植したことでも話題に。新キャラの若葉と蘇芳くん、めちゃくちゃ可愛いです。

※語りたいことが多すぎて”ゆいにゃん&みるさんラジオ”について紹介が出来てないです。許して…。

のーぶる☆わーくす

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2010年12月24日
攻略可能ヒロイン:メイン5人・サブ1人
キャッチコピー:お嬢様と一緒に暮らすだけの簡単(セレブ)なお仕事です
作品リンク → のーぶる☆わーくす公式サイト
購入サイト → のーぶる☆わーくす
オススメ度:★★★★☆
アズサイリオススメ度:★★★☆☆

ゆずソフト第5作目。今でこそあまり話題になることが少ない印象ですが、この作品もまた天神乱漫のようにゆずソフトの爆発的ブレイクに貢献しています。

のーぶる☆わーくす最大の特徴、それは『ヒロインとのイチャイチャ展開がめちゃくちゃ可愛すぎる』こと。今までの4作ですらめちゃくちゃ可愛いゆずソフトのヒロインたちが、この作品を皮切りに更に本気を出し始めます。

システムについてですが、実は”のーぶる☆わーくす”ってバックログ画面で前シーンへ移動出来るようになった最初の作品だったりします。逆に言うと天神乱漫まではバックログでシーンを移動できません(PENTA BOX含む)。このシステムを使う方そこそこ多いと思いますが、これ以前の作品をプレイされる場合は少し注意を。

ヒロイン…というかキャラクターについてですが、人気投票の結果では『この処女レベル高い』でお馴染みのドエロメイド、月山瀬奈ちゃんがトップです。ただ、最近の傾向を見るとどういうことか、ヒロインどころか攻略できない三条真琴ちゃんが一番人気な気がしてなりません。

まこっちん可愛い (c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

どのルートでもかなり存在感を放ってるうえにそこそこ変態で超可愛いので、『個別ルートが無いバグの修正まだですか』という声が未だにちらほらと。今でも昨今の『何故か攻略できないサブキャラ』たちの筆頭に上がってくる名ヒロインです。私も攻略したいです(切実)。

DRACU-RIOT!

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2012年3月30日
攻略可能ヒロイン:メイン4人・サブ1人
キャッチコピー:童貞捨てるつもりが、人間辞めてました
作品リンク → DRACU-RIOT! ドラクリオット!
購入サイト → DRACU-RIOT!
オススメ度:★★★★☆
アズサイリオススメ度:★★★★★★★★★★

ゆずソフト第6作目。いつ見てもキャッチコピーのインパクトには、他を引き寄せない強烈なオーラを感じます。

さて、登場から11年経ってもなお人気が上昇している知る人ぞ知る名作ですが、主(アズサイリ)があまりにも大好きすぎて600字以内で語り切れる気がしません()。その溢れんばかりの魅力に迫っていきましょう。

DRACU-RIOT!、舞台が夜の街の吸血鬼たちなだけあって物語が深夜帯で進んでいくという特徴がありますが、それ以前に何と言ってもヒロインのキャラの濃さが突出して”ヤバい”作品です(誉め言葉)。吸血鬼としての総合能力の高さが個性の濃さにまで繋がっているの、本当大好きです。

特に有名なのが『ゆずソフト下ネタ界の絶対王者』エリナ・オレゴヴナ・アヴェーンと、『歴代最強の主人公カップリングヒロイン』矢来美羽の2人。同作で圧倒的人気を誇る”ミューエリナ”コンビですが、声優もそれぞれ”車の人””夏野こおりさん”という最強布陣。特にミュー(美羽)は主人公との会話が一つ一つ尊すぎてニヤニヤが止まらないので、見ているだけで微笑ましいです。

そんなドラクリですが、ゲーム進行関連において前作から大きく変更されています。今でこそ当たり前となっているChapter制、そしてHシーンに登場する選択肢の省略機能(予め設定でどちらかに選んでおくことで選択肢画面を出さずに進行できる)、更にafter storyも実はこの作品が初出です。またOPも衝撃のフルアニメーションという力の入れっぷり。曲(Scarlet)のカッコよさも相まって非常に人気が高いです。

先ほど語った2人以外のヒロインについてですが、『ド純粋爆弾ボディな最強嫁』(稲叢莉音)『中二病を操る四次元おっぱいの持ち主』(ニコラ・ケフェウス)という、こちらもキャラの濃さは異次元級です。ただ、個人的に語っておきたいのが

下ネタな展開に照れる2人可愛い(左:梓、右:ひよ里) (c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

『トップ・オブ・ザ・ド変態』布良梓
『なぜか攻略できないヒロイン』大房ひよ里

の2人。既に600字超えてるのでこれ以上は語れませんが、ムッツリスケベ寮長さん下ネタ耐性0娘、2人ともとにかく挙動が愛らしいので、”なんでひよ里ちゃん攻略できない…!!”と叫びながら是非プレイしてみて下さい。

天色*アイルノーツ

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2013年7月26日
攻略可能ヒロイン:メイン4人・サブ2人
キャッチコピー:空にウキウキ*あまいろ新生活!
作品リンク → 天色*アイルノーツ
購入サイト → 天色*アイルノーツ
オススメ度:★★★☆☆
アズサイリオススメ度:★★★★☆

ゆずソフト第7作目。先日発売10周年を迎えて少し話題になりましたが、発売当初はドラクリまで全作出演していた、”ゆいにゃん”こと榊原ゆいさんを初めて主題歌(OP・ED)に起用しなかったことでも話題になっています。

さて、天色*アイルノーツ最大の特徴といえば、主人公が先生であること。ヒロインたちの相当年上という設定が出来上がりますが、天色はある意味これも狙いに入れているようにも感じます。

というのもこの作品、ヒロインの可愛さに力を全振りしているため、とにかくヒロインたちとのイチャイチャが止まりません。前作のDRACU-RIOT!にイチャイチャ要素が少なかった(美羽だけ別格)反省を生かしているそうですが、実際ヒロインたちが可愛すぎてモフモフが止まりません(語彙力)。

ヒロインについてですが、キャラの濃さも可愛さも全員最強クラスなため、一周回って突出した人気を誇る子はいません。個人的には『モフモフしたくなる子猫系キャラの権化』白鹿愛莉ちゃんを無限に推していますが、あとはケモ耳っ娘の真咲のパパオーウェン・ガイヤールさんあたりでしょうか。見た目と人柄などから男性キャラながら非常に人気が高く、人気投票で総合5位(ヒロイン4人の次点)に入賞したくらいですから…。

ストーリーが平和すぎるため、シナリオ重視のユーザーからはあまり評価が高くない印象がありますが、とにかくヒロインとイチャイチャしたい方はとてもオススメです。

サノバウィッチ

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2015年2月27日
攻略可能ヒロイン:メイン4人・サブ1人
キャッチコピー:彼女の発情(ヒミツ)、共有中――
作品リンク → サノバウィッチ|YUZU SOFT
購入サイト → サノバウィッチ【萌えゲーアワード2015 キャラクターデザイン賞 受賞】
オススメ度:★★★★★★★
アズサイリオススメ度:★★★★★

さて、いよいよここからが本番、とでも言えるでしょうか(←既に7作書いて満身創痍)。

ゆずソフト第8作目。ここでついにみんな大好きサノバウィッチです。今のゆずソフトは、天神乱漫を母体に概ねこの作品から出来上がっています。

語るまでもありませんが、この作品は何と言っても寧々ちゃんの『出オチオ○ニー』。あまりのインパクトの強さに当初ヌキゲーのレッテルを貼られた歴史があり、初動の発売数は前作の天色*アイルノーツより少なかったそう。ただ、ふたを開けてみれば皆さんご周知の通り大名作だったという、かなり激動の歴史を歩んでいます。

この作品、名作たる所以はそのシナリオにあります。ヒロインの可愛さは語るまでもありませんが、あの出オチオ○ニーから想像も出来ないほど怒濤の展開が個別ルートで押し寄せてきます。特にヌキゲーレッテルを貼った張本人の寧々ちゃん。彼女のストーリーは今でもゆずソフト界で語られるほどの名ルートです。まだプレイされていない方、是非楽しみにしていて下さい。

また、システム的にも様々な機能が追加されていて、前作(天色)で導入された『マウスジェスチャー設定』『continue』『F10(タイトルに直接戻る)キー』に加え、今ではお馴染みの『お気に入りボイス』『立ち上げ時・システム音のキャラボイス』もこの作品から登場。現在の態勢に徐々に近づいていきます。

更に、現在でも話題になる
『ちゃろー☆』
『オナニー枠ヒロイン(ブランド)』
『メンカタカラメヤサイダブルニンニクアブラマシマシ(ラーメン)』
『ダークサイド顔差分』
は、全て寧々ちゃんとめぐるちゃん2人で築き上げたものです。ある意味では『遥そらさんヒロイン』というブランドまで作っているめぐるちゃん、相当すごい功績です。マジで伝説すぎる…。

千恋*万花

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2016年7月29日
攻略可能ヒロイン:メイン4人・サブ2人
キャッチコピー:乙女の恋はしのぶれど――。
作品リンク → 千恋*万花 OFFICIAL WEBSITE|ゆずソフト
購入サイト → 千恋*万花【萌えゲーアワード2016 準大賞 受賞】
オススメ度:★★★★★★★★★★
アズサイリオススメ度:★★★★★

ゆずソフト第9作目。もはやエロゲ業界で知らない人はいない、”Legend of EROGE”こと千恋*万花です。売上本数30万本超えという、この業界ではなかなか叩き出せない偉業を成し遂げています。

ゆずソフト誕生10周年に合わせ登場したこの作品。あまりにも有名すぎて語るまでもないですが、ヒロインの可愛さからキャラ設定、世界観、シナリオ全てにおいて文句なしの100点満点なのが千恋*万花の魅力です。個人的な意見ですが、他のゆずソフト作品をプレイした後に千恋*万花に帰ってくると謎の安心感すら感じます。それだけ、この作品の信頼と安定感は抜群です。

海外プレイヤーからの人気の高さも特徴的ですが、彼らには『和』の世界観がかなり刺さっている印象。日本人でも分かるあの雰囲気の良さですから、人気になって当然でしょう。

千恋*万花の活躍ぶりはすさまじく、Steam進出を皮切りに、オトギフロンティアコラボSwitch版登場チュウニズム進出(主題歌)というエロゲとは思えない功績を次々に上げています。特にOP曲の恋ひ恋ふ縁(発音:こい こう えにし)は、KOTOKOさんの神ボイスや完璧すぎる三味線旋律などで、公式youtubeの再生回数が300万回を超える名曲。皆さんには是非フルバージョンも聞いてもらいたい…。

最後にヒロインの人気度について。今でもぶっちぎりで人気なのは『#茉子とえっち』がトレンド入りして話題になった常陸茉子ちゃん。最近では”遥そらさんヒロイン”の人気上昇も相まって朝武芳乃ちゃんの人気度も上がってきています(私も芳乃推し)が、やはり茉子の安定感は抜群です。”エロゲ界の頂点に立つ作品”の頂点に立つ人気ヒロイン。その可愛さは是非自分の目で確かめてみて下さい。

ちなみにフローチャートは千恋*万花が初出です。またサブヒロインの鞍馬小春ちゃんは、ゆずソフトでも珍しい(というか唯一)煎路さんが原画担当のヒロインです。

RIDDLE JOKER

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2018年3月30日
攻略可能ヒロイン:メイン4人・サブ1人
キャッチコピー:全てを、暴け――
作品リンク → RIDDLE JOKER リドルジョーカー OFFICIAL WEBSITE|ゆずソフト
購入サイト → RIDDLE JOKER
オススメ度:★★★★★
アズサイリオススメ度:★★★★★

記念すべきゆずソフト第10作目。サノバ、千恋と大名作が連続する中、その名作の株を落とさないのがゆずソフトのすごいところです。

さて、そんなRIDDLE JOKERですが、まずはこの作品、声優陣がとんでもなく豪華です。

三司あやせ:沢澤砂羽さん
在原七海:くすはらゆいさん
式部茉優:西園純夏さん(別名義がとんでもなく有名)
二条院羽月:遥そらさん
壬生千咲:夏和小さん

並べると分かるこの最強陣営ぶり。この時点で圧倒的存在感です。

そして、ある意味寧々ちゃんの”出オチオ○ニー”並の破壊力を持った『パッドで盛る偽乳ヒロイン 三司あやせ』の登場です。あまりの存在感とあまりのキャラの濃さが非常に話題になり、今でもネタにされるほどユーザーに愛されています。本人にとって名誉かどうかは置いといて…。

ただ、これで終わらないのがRIDDLE JOKER。そんなたいらの胸盛むねもりさんと同じくらいの存在感を放つのが
最強金髪妹』こと在原七海ちゃんです。”くすはらゆいさん担当の妹ヒロイン”ってだけでとんでもない破壊力ですが、彼女の真骨頂は、ゆずソフトでも稀に見る相当な主人公大好きヒロインという点です。

今のゆずソフトにおいて、共通ルートの時点で主人公を想っている子はかなり少ない(他の子のルートで悲しむ描写を描かないため)のですが、この子だけは別。『七海ルートを初めの方にやってはいけない』と、リドジョを走破した方は口をそろえて言います。なぜこうなるのかは、実際にリドジョをプレイして確かめてみて下さい。

ちなみに私は千咲ちゃん推しです。あの後輩むちゃくちゃ可愛いです。

喫茶ステラと死神の蝶

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2019年12月20日
攻略可能ヒロイン:メイン4人・サブ1人
キャッチコピー:死神と、お茶でもいかが?
作品リンク → 喫茶ステラと死神の蝶 公式サイト
購入サイト → 喫茶ステラと死神の蝶
オススメ度:★★★★★
アズサイリオススメ度:★★★★★★★

ゆずソフト第11作目。過去の傾向と違い、題名が長いことで有名です。後述する天使騒々が出るまでの3年間、ゆずソフトのエロゲ最新作として長らく君臨していました。

そんなこの作品ですが、伝説はカウントダウンから始まります。そう、発売29日前に『フェラ神』と呼ばれるあの愛称が爆誕します。長すぎる名前が故に誕生した愛称ですが、発売前からインパクト残しすぎてて大好きです。唯一、公の場で言いにくいことだけが傷ですが…。

そして、”フェラ神”といえばあの”孤高の撃墜王”こと四季ナツメちゃん。ゆずソフト界のパーフェクトヒロインとも呼ばれ、

”完璧すぎる容姿と美しすぎる笑顔”
”普段はクールなキャラだけどお酒に弱く悪酔いする”
”恥ずかしいことに耐性が無い”
”主人公と結ばれると甘々になる”

というどこから見ても最強すぎるキャラ設定で、発売前から今にかけゆずソフト屈指の大人気ヒロインとしてその座に君臨し続けます。

若干個人的な意見もありますが、フェラ神は一般的に『一つの家族のようにワイワイ楽しんでいる雰囲気』に癒される方が非常に多いです。ドラクリにも似た傾向が見られますが、とにかく主人公とヒロイン5(4+1)人全員が仲良しで、共通ルートに限らずどの世界線でもほんわか雰囲気が見られます。

このほんわか雰囲気とキャラ設定が相まって、”ぶらばん!”以来の『エロゲ入門編』という方も少なくありません。実際非常に進めやすい作品なので、初心者の方にはオススメな作品です。

ちなみにシステム関連だと、まずスクリーンショット機能がデフォルトで搭載されるようになりました。この作品からついにゲーム内のショートカットキーでスクショが出来るように。そして、立ち絵鑑賞モードに初めてテキストウィンドウが登場。この作品より、自分でセリフを書くことが出来るようになっています。

PARQUET(ゆずソフトSOUR)

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2021年7月31日
攻略可能ヒロイン:メイン2人(Hシーン無し)
キャッチコピー:これは私(ボク)たちのものがたり。
作品リンク → PARQUET 公式サイト
購入サイト → PARQUET
オススメ度:★★★☆☆
アズサイリオススメ度:★★★★★

ここで少し番外編。ゆずソフトの姉妹ブランド”ゆずソフトSOUR”より発売されたPARQUETについての紹介です。

”あのゆずソフトが全年齢版を…!?”という感じでかなり話題になりましたが、そんなPARQUETといえばまず驚くのが声優。なんと東山奈央さんがヒロイン2人を担当しています。とんでもない豪華仕様です。また、この作品よりゆずソフトの原画担当に”羽純りお先生”が加わり、3人体制となります。

ボリュームで言うとゆずソフトの共通ルート個別ルートの後半分(≒チュッチュ展開を省いたほど)を合体させたくらい。スッと息抜き程度にプレイするのにオススメです。システムも従来の”お気に入りボイス”や”フローチャート”、”立ち絵鑑賞モード”も健在、まさにエッチシーンの無いゆずソフト、という感じです。

PARQUETファンとしてこの作品の魅力を語るならば、ヒロインとのイチャイチャ展開で癒されたい方には非常にオススメです。ドラクリの佑美羽(佑斗・美羽ペア)ほどではありませんが、とにかくリノツバ(茨木リノ・城門ツバサ ペア)が尊すぎてたまりません。細かいことは語れませんが、2人の愛情を読み取れるいい作品です。『これは、私(ボク)たちのものがたり。』というキャッチコピーがいい味を出しています。

子猫系ツンデレ茨木リノちゃんと、子犬系ほがらか城門ツバサさん。皆さんがどっちを好きになるのか、少し楽しみです(ツバサちゃんもめちゃくちゃ好きですが、私は圧倒的リノちゃん派です)。

天使☆騒々 RE-BOOT!

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

発売日:2023年4月28日
攻略可能ヒロイン:メイン4人・サブ2人(+1人)
キャッチコピー:騒々しい日々、はじめました。
作品リンク → 『天使騒々 RE-BOOT!』公式WEBサイト
購入サイト → 天使☆騒々 RE-BOOT!
オススメ度:★★★★★
アズサイリオススメ度:★★★★★★★

さて、ようやく最新作にやってきました(←指がヘロヘロ)。

ゆずソフト第12作目。前作の”喫茶ステラと死神の蝶”から3年ぶりとなる、ユーザーの期待を一身に集めたエロゲ作品としてデビューします。

そんな天使騒々、システム系はほとんど変わっていませんが、この3年の間にかなりの進歩を遂げています。特に分かりやすいのが原画。処女作から担当する”こぶいち先生””むりりん先生”、PARQUETから加わった”羽純りお先生”の3人に新たに”ほかん先生”が加わり、4人体制となります。

他にも背景が主人公たちの徒歩移動に合わせて動いたり、アニメーション演出が更に高クオリティ化したりと、過去作からかなり多くの変化が見られます。初見プレイ時感動すら覚えました。

続いてヒロインについて。やはりというべきか、小生意気実妹ヒロインの谷風天音ちゃんがかなり人気な印象です。とにかく肩書が強すぎる。声優も夏和小さんで安定感が半端ないです。

ただ突出した人気というほどではなく、発売後は圧倒的ギャップ萌えの破壊力で小雲雀来海ちゃん高楯オリエさんが徐々に人気を伸ばしている印象。特にオリエさんは天色以来10年ぶりとなる夏野こおりさんヒロインということで相当話題になってただけに、過去作ユーザーは嬉しすぎて舞い上がってました(←私)。

作品全体の評価ですが、ゆずソフトらしいキャラゲーとしては最高傑作です。個人的には相当好きな作風です。上記以外のヒロインも、センターにスーパーロリータ天使ちゃん(乃愛)、おっぱいインフレを象徴とする爆乳遥そらさんヒロイン(かぐ耶)、幼馴染教師(風実花)という最強布陣だったり、天音ちゃんと来海ちゃんのエッチシーンかなり挑戦的だったりと、新鮮な気分でプレイ(意味深)していました。

あとは堂々の復活を遂げた『なぜか攻略できないサブキャラ』。”カエデ・チカ”コンビもかなり強いですが、彩里ちゃん…そのOPシーンはもう確定演出ですって…

結論、非常に良かったです(超簡潔)。以下、OPの彩里ちゃん(非攻略キャラ)シーンです。

(c)YUZUSOFT/JUNOS INC.

可 愛 す ぎ る 。

まとめ

いかがでしたでしょうか。500字前後どころか600字を平気に超えているとんでもボリュームな気がしてなりませんが、ここまで読んでくださりありがとうございます。

ゆずソフト発売17周年ということで、かの『80秒で分かるゆずソフト』風にまとめられるかなぁと思ったのですが、端的な説明は私には到底無理でした(汗)。しかもこれ、もともと『300字』でやろうとしていたほどですからね…。

実はこの記事、私が下調べのない自分の知識だけで勢いに任せて書いたものです。作品リンクを掲載したこと以外、キャッチコピー含めて全て暗記しています。なので、どこか誤植箇所があったら教えていただけると幸いです。

もしこの記事からゆずソフトの作品に興味を持ってプレイしていただけたら、1人のゆずソフターとして嬉しい限りです。

それでは、今回もありがとうございました。皆さんも楽しいゆずソフトライフをお過ごしください。

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